アマゾンから読み放題サービス Kindle Unlimited の提供が始まりまして、とても気になるところです。
ですが、本が読み放題になって、いつでも中断できるしいつでも再開できるとなると、中断した本だらけになってしまい最後まで読んでしまえないのではないかと心配になって、未だに手を出せないでいます。
しかしその心配は雑誌にはありません。もともと雑誌は消費されることが前提のものですからね。読み捨てが普通です。興味がある部分だけ読めばいいのです。
数年前にdマガジンが始まったときから、400円で雑誌読み放題はすばらしいと思っていて、使ってみたいなあでも読まないかもしれないなあと悶々としていました。
そして、ここに来て Kindle Unlimited 開始、そして今度は楽天マガジンなる雑誌読み放題サービスも登場して、読み放題界隈がなにやら賑やかになってきました。
楽天は8月9日、定額制の電子雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」の提供を始めた。スマートフォンやタブレットの専用アプリで約200誌の電子雑誌を楽しめる。月額380円か年間3600円(税別)の2プランを用意する。
私は楽天のアカウント持ってないのです。数年前に、三木谷社長の傲慢な発言に腹を立ててその勢いでアカウント消して以来、楽天のサービスは使ってません。何に怒ったのか今はもう忘れてしまいましたけど、おそらく今後も楽天を使うことはないでしょう。私みたいな人は他にもたくさんいるんじゃないでしょうか。楽天の客離れの大きな原因は、サービス内容ではなくて社長の人柄ではないかと思っています。
そういうわけで、楽天マガジンは私の選択肢にはありません。じゃあ Kindle Unlimited かと言われると、980円は躊躇してしまいます。
結局はコンテンツなんですけどね。品揃え。質と量ですね。書籍も含めた読み放題の量と内容が dマガジンの2倍以上あると判断できたら、喜んで Kindle Unlimited に行くということです。
どういった雑誌が読めるのか、両サービスで比較したいと思っても、なかなか簡単にはいきません。時間がかかります。
そしたらなんと、それを実際にやってくれた方がいらっしゃいまして、下記のサイトがそれなんですが、すごく見やすくまとめてくれています。早速検討材料にさせていただきました。
わりと1サービスだけ配信している雑誌も多い(薄い赤)ことがわかります。楽天マガジンは、dマガジンとKindle Unlimitedのちょうど中間という感じですね。弱点は日経系がないのと、週刊文春・週刊新潮あたりがないのと、デザイン系雑誌がないあたりでしょう か。ファッション誌は男女ともdマガジンに肉薄しているように思います。
雑誌読み放題サービス対決!「楽天マガジン」と「dマガジン」と「Kindle Unlimited」のラインアップを比較してみた:見て歩く者 by 鷹野凌
これを見ると、Kindle Unlimited の数が多いことに驚きます。およそ300誌。dマガジン160誌のおよそ2倍。Kindle Magazine Unlimited を500円でやってくれんかなと思ってしまいました。
意外に思ったのが、独占配信が多いことです。実は私、雑誌読み放題サービスで読める雑誌はどれも同じようなものかと思っていましたので、これは驚きました。160誌読み放題は200誌読み放題のサブセットじゃないんですね。本当のことを言うと、この記事を読んでから「雑誌読み放題サービスをコンテンツで選ぶ」という視点を得たようなものです。日本には一体雑誌が何誌あるんでしょう。
この独占の部分が差別化なんですね。比較表を見てみると、取り扱い数が多い Kindle Unlimited が当然独占が多いです。
しかしよく見ると、文春とか日経系とか週アスとかBRUTUSとかPresidentとか、私としてはきょうの料理が入ってるのにグッときたりとか、dマガジン独占は結構ツボを抑えてて、やっぱdマガジンいいなあ雑誌読み放題いいなあと再認識。
で、我慢できずdアカウント登録からdマガジン購読申し込みまで一気にやってしまいましたとさ。
Kindle Unlimited もお試しやってみようかなと。実際に読んでみて比較して最終的に決めようと思います。
もちろん楽天にも頑張ってもらって、競争でどんどん便利になっていけばそれが一番いいのです。一番便利になったら楽天マガジン使うかもしれません。
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