対馬の潮風はなかなか手ごわいですから
ギターの弦は、ずっとアーニーボール使ってて、途中からアーニーボールとダダリオを、買おうとするときに安いほうを選んでいました。
私の手汗がすごいのと、海のそばに住んでることにより、我が家の塩分濃度は普通の家庭よりも高めのはずです。夏場は1週間ほどすればサビサビの一歩手前のザラザラになりフィンガーイーズ付けてなんとか誤魔化して数日、指に茶色いのが付き始めてやっぱ無理となって新しいのに張り替えるという行動を繰り返していました。ましたというか10日くらい前に張り替えて今日はそういう状態です。時間がないときは数日ギター弾けないときもあって、数回使っただけで捨てることになり非常にもったいない。不燃物製造機みたい。
コーティング弦というのは気にはなっていました。数か月単位で錆びないらしいので、単価こそ高いものの長寿命を勘案したら完全に元を取るとのこと。興味はすごくあったんですが、我らがトモ藤田先生が動画か教則本かなにかで「特に初心者の頃はコーティングではなく普通の弦を使ってほしい。スタンダードなもので正しい音と演奏方法を身に着けてほしい。(意訳)」というようなことをおっしゃっていたのを覚えており、これを「普通の弦こそ至高。コーティング弦などという自堕落グッズでラクをしてはイカン。真面目に愚直に普通の弦を使う者こそ真のこだわりギタリストである」と解釈、頑なに普通の弦を使い続けて、夏場に2週間ごとに張り替えては玄人気分に浸っていたわけです。
そうやって2週間ごとにギターと向き合う弦交換生活送っていたわけですが、湯水のごとく(3か月ごとに3,000円弱出費しているのをこう言っていることから私のお小遣いは推して知るべし)お金が飛んでいく私の財布に限界を感じてきたので思い切ってElixir買ってみました。
エリクサーを選ぶきっかけというものがありまして
私は権威に弱いので、悪いイメージ持っている商品などでも、有名人とかが使っているともう、イチコロで手の平を返します。まあ元々のその悪いイメージすらも誰かが言ってたのを鵜呑みにしたものなんですけどね。ステルスマーケティングの格好のターゲットですし、ステルスではなくあからさまに褒めちぎる”プロモーションを含みます”動画でも紹介されている商品にいい印象を持ってしまうという、いいお客さんいいカモだなあ。
今回その有名人というのが、あの天下のヤマハでした。
下の画像はヤマハのギター「レヴスター」の仕様のページ。
見てほしいのが弦の欄です。RSPで始まる最上級ラインのProfessionalこそダダリオの普通の弦ですが、RSSで始まるStandard以下のものにはデフォルトとしてElixirが指定されているではありませんか。ヤマハのお墨付きというわけです。ヤマハがおすすめするエリクサー。使って全く問題ないことがわかりました。
ちなみに私、コスパとユーザー数の多さによるネットでの情報の多さを基準に機材を選定していたところ、家にあるものがことごとくヤマハ製品になっていたという、そのおかげでヤマハ大好き人間になっている人です。ギターはエレキもアコギもヤマハ。バイクはヤマハ。Cubaseとかスピーカーとかヤマハ。買い換えたけど最近までオーディオインターフェースはヤマハでした。
レヴスターかっこいいよかっこいいよレヴスター。だれかレヴスター買ってください、、、
張り替えてみた第一印象としては
これまでのものに比べて、張ったときからフィンガーイーズを付けたようなツルツルというかヌメッというか、滑りがいい感じです。
Elixirは PolyWeb NanWeb OptiWeb と3つ種類があって OptiWebが評判良さそうなので、これをチョイス。
巻弦のほうは手触りで普通のと違うことがわかるんですけど、プレーン弦のほうは実際よくわかりません。袋に「アンチラストプレーンスチール」と書いてあるんですけど普通のより太く感じるとかツルツルするとかないので、ほんとにこれ錆びないの?って不安になります。
通常しばらく1週間ほどしたらザラザラしてきてイヤーな感じに音が死んでくるはずですので、それを裏切ってキープしてくれるアンチラストの実力を見せてくれるのが楽しみです。
サウンドハウスとかのレビューなどでは、1弦あたりが切れやすいなどという書き込みが散見されますので、1週間程度は気を付けて演奏してみようと思います。切れたらキレて悪口書くかもしれません。
価格は2つパックで3,280円で、ダダリオのXLが3つセットで2,780円。一つあたりそれぞれ1,640円と926,6円ですので、ダダリオの1.7倍ほど長持ちしてくれればエリクサーがお得になります。みなさんのレビューを見てみると余裕で元を取りそうですね。
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