【読んだ】ヤバい経済学

書籍/雑誌

名前のところ面白かったですね。

アメリカの例なのでピンとこないのですが、子供の名前の付け方が頭の悪さと比例するというのは納得できるかなあと思いました。

日本でも DQN ネーム というのがありますね。確かに、学のある人は決して自分の子に「光宙(ぴかちゅう)」とか「ラッキー星(らっきーすたー)」とか「羅妃多(らぴゅた)」などと付けたりはしないでしょう。

この本の例では、そういった DQN ネームの分析もあるのですが、一般的な名前でも分析してしまっているのですね。高級(?)な名前がセレブ階級で流行ったら、10年くらいしたら下の方に降りてくるらしい。
だからどの年代にどんな名前を付けられたかで、その家の階層がわかると。

相当危険な分析結果です。これが正しいと決めつけるのはよくないです。よくないのですけど興味深い結果なので、アメリカ人の知人がいたら当てはめてしまいそうです。危険です。

と、書いていて納得、だから「ヤバい」経済学なのか。

取り扱っている題材が絶妙ですね。切り口も世間の常識に反しまくりで痛快です。

不動産広告の「環境良好」の隠された意味って?
90年代のアメリカで犯罪が激減したのはなぜ?
勉強ができる子の親ってどんな人?
銃とプール、危ないのはどっち?
相撲の力士は八百長なんてしない?
学校の先生はインチキなんてしない?
ヤクの売人がママと住んでいるのはなぜ?
出会い系サイトの自己紹介はウソ?
ウィキペディアは信頼できる?

二匹目のドジョウ もこの度発売されて 評判上々 のようですし、この際一気に読んでしまうとよいかも。一冊目読んだら、たぶん二冊目も読みたくなります。私は読みたくなったので図書館へ行くことにします。

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