A スケール

リンク: 渡辺ユウのTips’nTricks.

音楽を学ぶにあたって、スケールというのはよく意味がわからんけどもなんだか大事なものらしい、ということは漠然と思っていたわしですが、ある日、2ch の楽器・作曲板で、「★音階(スケール)を学んでいくスレ★ (→まとめサイト)」を見つけたのをきっかけにして、スケール練習にドップリとはまっていきました。そのときにちょっとした事件があったので、ここに記させていただきます。

最近の出来事です。

その「★音階(スケール)を学んでいくスレ★」には上記ページへのリンクが張ってありました。そのリンク先のページは「全てのキーのメジャースケールを全てのポジションで」と題して、まず C メジャースケールを覚えようと書いてあります。

( C メジャースケールの 7 つのポジションを是非とも覚えましょうねといった趣旨のことを語った後)
7つのポジションを全部覚えたら、今度は一つずつのポジションのシェイプを平行移動させていろんな場所で弾いてみよう。つまりいろんなキーでメジャースケールを弾いてる事になります。

とここで、ピンときたのです。

この筆者は、やたらと C メジャースケール覚えろと言っているが、これはもしや、 C メジャースケールを覚えてしまったら、それの E の音を半音下げたらあっという間に C マイナースケールが出来上がるということであり、F と B を抜いたら A マイナーペンタトニックスケールになって、A マイナーペンタトニックスケールを覚えたということは、ロックが弾けるようになるということで、つまりはロケンローなソロがアドリブで弾けるようになるということではないか!
となると、C メジャースケールを覚えることは結局近道ということですかね!

今まで C メジャースケール覚えましょうと言われても、なぜそんな回りくどいことをしないといけないのか、はじめから A マイナーペンタトニックスケールだけ覚えればいいやんと思っていたのだが、これはとんだ見当違いだった。すいません頑張って C メジャースケール覚えますよ。と心を入れ替えたわけで、近頃は眉間に皺を寄せながらドーレーミーファーなどとつぶやきつつ指板とニラメッコする毎日を過ごしている次第です。

まさに目から鱗が落ちる体験をし、音楽理論というものの重要性に目覚めた(つもりの)わしですが、目ウロコのときって何故か、誰かにこの気持ちとか、その理論の意味するところとかを語りたくなるものですよね。

数日後、近所に住んでいるギター好き人間に会って、ギターの話を少々したのです。彼は高校生の時分からギターをやっているとのことなので、音楽理論もある程度知っているであろうと推量し、ちょうど良いタイミングでもあるし、と話を持ちかけました。話題はもちろんスケールです。

スケール解るかと問うと解ると言います。当然ですな。キャリアがモノを言いますな。感心していると「でも」と彼。「6 弦の 5 フレットから始まるやつしか知らんけどね。」ふむふむ、それはあれですなロックでよく使う A マイナーペンタトニックスケールというやつですなぁ!

え 。 い や A で し ょ ?

いやいや、あのその、あれよ。A から始まるけど、使うスケールは A マイナーペンタトニックってやつですよねぇ!?略してエーマイナーペンタ。

いや、A から始まるから A やん。スケールは A 。

衝撃 & 驚愕。高校時代から音楽やってるという、そこそこの経験のある者がそんなことでいいのか。まあロックしかやらないなら Am ペンタだけ覚えていればいいわけで、実用上は何も問題ないのかも知れんが、一応ミュージシャンとして「 A スケール」はマズイやろ。というよりこれが対馬の実力ですか。そうなんですか?どうなの?いや知らんし。知らんけどなんだか情けねえ。情けねえよ対馬。

待てよ。ということは、こいつの実力も知れとるのぉ。ふっふっふ。いつか近い将来ものすごい勢いで追い抜き抜き去り、いつかセッションでもしたときにはわしの上手くなりっぷりにビックリするがいいわーはーっはっはっはー。鼻の穴を開かしてやる。と軽い優越感(と妄想)に浸ったのでした。

いやいやしかし、こんな身近な人間を仮想敵国と定めて上だ下だと争うという、志の低い上に井の中の蛙的なことをしているばかりでは自分の成長が止まってしまい、相対的に周りに追い抜かれ差が開くばかりであって、ここは油断をせずに毎日コツコツやるのが自分流だし結局合理的。わしの相手はネットの中の人だもんねと思い直し、やはり真面目に練習する気になって悪いほうの自分に勝ったのであります。

結局何が言いたいのかというと、わしはスケールについては多分間違って覚えてはいないだろうという確認がしたかったのと、ちょっと人の揚げ足を取りたかったのと、それだけですな。

ちなみに、その A スケール君に正しい知識を教える気は、全くありませんけどね。

  

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