今年3月に急逝したフー・ファイターズのドラマー、テイラー・ホーキンスを追悼するライブが行われ、ヴォルフガング・ヴァン・ヘイレンが出演し、”On Fire” と “Hot For Teacher” を演奏しました。
父親が正真正銘の偉大な歴史上の人物であるため、どうしてもオリジナルと比べてしまいますが、これがまたまたどうして、なかなか凄まじいプレイを見せてくれていまして、私は見ながら後半は涙が出てきました。
考えてみたら、もうずっと音楽が近くにあった人生であり、一人で全ての楽器を演奏してアルバム作ってしまうくらいのマルチプレイヤーであり、10代からバンドに入ってライブをこなしていたわけであり、ヴァン・ヘイレンに加入してからはベースという、ギターに比べたらスーパープレイが分かりにくいパートで、マンモスWVH名義はややスローなロックなのでギターの実力は半ば未知数で、ファットな息子が登場して速弾きはいかほどかと聴衆は色眼鏡で見がちだったと思われますが、On Fire が始まったらみんな「おーヴァン・ヘイレン弾き始めたな、なかなかすごいすごい」みたいな反応だったのが、ウルフィーもお客もだんだんボルテージ上がってきて、Hot For Teacher なんてもう、完全にエディ降臨したとしか思えないくらいのスーパーパフォーマンスで、全員大熱狂、「エディ、あんたの息子マジですげえよ天国で安心して見守っててくれ」と目の下に光るものが見えたという。。。
サビでボーカルさんからコーラス無茶ぶりされたときはヒヤヒヤしましたが、そういえばヴァン・ヘイレンでベース弾きながらコーラスしたことはあっただろうしなあと。いやいやギターでリフ弾きながらはそう簡単にできるものではないですよ。
いや、マジでウルフィーすごかった。ゴリゴリのロックもいけるじゃん!安心して今後の活動を見守りたいと思います。
YouTubeで今回の演奏について述べておられる方がいらっしゃって、たいへん好意的な様子。エディのタイム感を体得していると言っています。
コメント