2015年に金星へ到着する予定の、ど根性金星探査機「あかつき」ですが、姿勢制御用スラスタでの軌道制御を無事全3回終えたとのことです。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、金星探査機「あかつき」の今後の金星再会合に向け、近日点における姿勢制御用スラスタ(RCS)による第3回軌道制御を予定どおり11月21日13時57分(日本時間)から342秒間実施しました。衛星の状態は正常です。
今後は取得したテレメトリデータの解析と軌道決定を進めるとともに、金星再会合に向けた運用を引き続き進めていきます。
この記事だけでは、ただ、342 秒間噴射して衛星は正常ということしか分からないのですが、宇宙総合サイトのアストロアーツでは、もっと詳しい記事が載っていました。
軌道修正結果の細かい確認が現在行われているが、順調であれば、2015年以降に金星に接近するような軌道に乗ったと見られる。
今後の「あかつき」はしばらく慣性飛行を続ける。その間、次に金星に接近した際にどのタイミングでどのような金星周回軌道に入れば最大の観測成果が得られるかの検討が行われる。
ここが個人と企業との差ということなのでしょう。私だったら「テレメトリの解析結果が待ち遠しいですね」くらいしか書くこと思いつきません。
少ないプレスリリースなどから、長い文章を書く、ブログ記事の書き方を学んだ一件でもありました。
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