木星はどこから見ても怖いです。下から見てもやっぱり怖いです。

宇宙/天文

太陽系最大の惑星である木星、地層のような模様が印象的ですが、その巨大さ、特徴のある模様などがネタにされていますね。

たとえば、「月の位置に木星があったら」という動画は、火星はまあアリっちゃアリ、海王星がなんとか我慢できるレベルの大きさで登場するんですが、木星の大きさは圧倒的で文字どおり圧倒されること請け合いです。毎晩こんなのが出てきたら、たぶん人類皆気が狂います。

あと、大赤斑もひたすら大きいです。下の画像、解像度が高くて怖いです。地球何個分かわかりませんけどとにかくデカイです。特撮ヒーローものの大ボスの目つきです。果てしない恐ろしさです。周りの渦なんなのこれ。おどろおどろしいです。落ちたら死にます。

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その大赤斑上空は、ほかのところよりも温度が高いそうです。1300度だそうです。鉄をも溶かします。怖いです。

摂氏1300度にも達する木星の大赤斑上空
赤外線観測で木星の上層大気の温度を調べたところ、大赤斑の上空が周囲よりもかなり高いことが明らかになった。

米・ボストン大学のJames O’Donoghueさんたちの研究グループが赤外線で木星の高層大気を観測したところ、その一部が周囲よりもさらに高温であることが明らかになった。そ の部分とは、地球数個分ものサイズを持つ太陽系最大の嵐、大赤斑の上空だ。大赤斑の上空800kmのエリアは、摂氏1300度にも達している。

(中略)

O’Donoghueさんたちは、大赤斑が周囲のガスを攪拌して上方へと向かう波を送るのだと説明している。大赤斑上空で荒れ狂う大気の流れによって、 (流体力学的な)重力波と音波が発生する(ギターをかき鳴らした際の弦の動きにあたるのが重力波、空気の圧縮にあたるのが音波だ)。これら2種類の波が合 わさったものが大赤斑によって上層大気へ送り込まれ、海岸に打ち寄せる波のようにぶつかり、温度上昇を引き起こしているというのだ。

摂氏1300度にも達する木星の大赤斑上空 – アストロアーツ

そして今回、新たな恐ろしい木星画像が公開されました。

「木星を真下から見ると…こんな風に見えるんだ!」NASAが公開した写真に驚きの声:らばQ

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輪切りにしたナマコのようですが、これ木星を下から見た画像だそうです。昼のときに撮影したものを繋げているから、昼と夜がなくて全部明るいとのこと。

怖いです。海の底の方を見る怖さに似てますね。奥の方から異形の生物がヌッと出てくるんじゃないかと想像をしてしまう怖さです。

私、海中の映像が怖いです。船の横側から潜って向こうサイドに行くことができません。船の底は怖いです。クジラとダイバーが一緒に泳いでいる映像も怖いです。

木星周回軌道投入に成功した人工衛星「ジュノー」は、こんな怖い景色を四六時中見るわけで、ジュノーから送られてくる画像は、こんなんばっかりでしょうから、ジュノーミッション画像処理担当者は、衛星からデータが送られてくる度にドキドキしながらファイルを開くわけですね。最先端の技術による圧倒的迫力、圧倒的怖い画像が届くわけです。この方の精神が今から心配です。[amazonjs asin=”4756245269″ locale=”JP” title=”超・絶景宇宙写真─NASAベストフォトセレクション”]

コメント

  1. 匿名 より:

    怖い

  2. 匿名 より:

    こわい

  3. 匿名 より:

    あの人らは美的感覚がぶっ飛んでるんでそんなに怖くは感じてないっぽいですけどね。

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