おのでシカ死なせた男に有罪判決。権利革命もここまで来た

『暴力の人類史』がどえらい面白くて、ここ何年かで個人的ヒット作です。

その中で人類の歴史で暴力が減っている流れの一つとして『権利革命』というものがあるのですが、この権利というものを人類だけではなくて、ほかの生物にも適用し始めたなかなかエポックメイキングな事例が出てきました。

 奈良市の奈良公園で国の天然記念物「奈良のシカ」をおので襲って死なせたとして文化財保護法違反罪などに問われた、とび職吉井勇人被告(23)=三重県松阪市=に、奈良地裁は26日、懲役10月、保護観察付き執行猶予3年(求刑懲役10月)の判決を言い渡した。

おのでシカ死なせた男に有罪判決 奈良地裁「動物の命を軽視」 | 共同通信

鹿をオノで殺したら懲役10か月執行猶予3年。いやあすごい世の中になったものだ。

個人的には、蚊とかムカデとかの害虫すら殺すのいやなので、家に出ても無視するか外に出したりしているのですが、とうとう時代は法律でこれをやるところまで来ましたよ。

たぶん、車に傷をつけた鹿と殺された鹿は別の個体でしょうから(頭に血が上っている車オーナーが、鹿の角を確認してまわり「おれのクルマの塗料が付いてるから、やったのはコイツだ」と犯人を特定してぶち殺したとは考えにくい)、被害者の鹿にとっては気の毒ではありますが。

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