エウロパの”驚くべき活動の証拠”は、氷の表面からの噴水でした!ってそれ既出、、、

宇宙/天文

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NASA が、エウロパの表面から水が吹き上げていると発表しました。

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先日NASAが「驚くべき発表」を予告しましたが、その内容が判明しました。同局は9月26日、木星の衛星「エウロパ」の表面にて水分の噴出の証拠を発見したと発表したのです!

木星衛星「エウロパ」表面に水分の噴出、NASAが証拠発見! 地球外生命体探査へ期待高まる | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

下の画像で、エウロパの左下に見える水色の部分が、吹き上げられた水だそうです。

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うーん、、、前にも氷の下には海があって、氷の割れ目から水が噴き出していると言ってたような気がするのですが、気のせいでしょうか。と、探したらありました。ほら、2013 年に発表してるじゃないすか。

木星の衛星「エウロパ」の表面から水の噴出を観測、地球外生命体発見へ一歩前進
天文学の父と呼ばれるガリレオ・ガリレイは、木星の衛星である、イオ・エウロパ・ガニメデ・カリストを発見した人物でもあります。このうち、氷に覆われた“氷衛星”のエウロパで、宇宙に向けて噴き出している水が観測されました。これにより、エウロパの氷で...

これまで言われていたことは理屈ではそう言えるというレベルで、今回直接的に水を捉えたことが新しいのでしょうか。やっぱそこですかね。地球以外の場所で、水が確認できたことはやっぱり大発見なんでしょうね。

これでエウロパを探査したり、地球外生命を探したり、火星をもっと探査したりする意義が出てきたということで、NASA のメッセージとしては「もっと予算くれ」ということでもありますか。

NASA には、既にエウロパに探査機を飛ばすミッションの計画があるそうです。チャンスがあれば探査機をこの噴水の中に突っ込ませてみてほしいですね。そのときのために、探査機は一応防水仕様にしとかないといけません。防水の宇宙探査機ってなんかスゴイです。深海探査艇のノウハウは活かせるのでしょうか。興味は尽きません。

NASAはすでにエウロパへの探査計画「Europa Clipper」を持っており、探査機の派遣は2020年代になる予定です。

木星衛星「エウロパ」表面に水分の噴出、NASAが証拠発見! 地球外生命体探査へ期待高まる | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

ウィキペディアの Europa Clipper の項目によると、打ち上げは 2022 年から 2025 年の間の予定だそうです。火星探査機の打ち上げラッシュの次は、エウロパがアツそうですね。

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