はやぶさ次の難関は”リアクションホイール起動”

3つあるリアクションホイールのうち残る一つをこの前一旦止めたのですが、2009年2月以降に再起動するとのことです。この時きちんと起動してくれるか!?という話。

ISAS | 「はやぶさ」復路第1期軌道変換を完了! / トピックス:

            ここまで、イオンエンジンの宇宙作動時間合計は3万1千時間、軌道変換量1,700m/sに達していますが、推進性能も推進剤残量も十分に余力を残しています。
            

精密な軌道決定の結果、目標通りの誘導が確認できたので、24日にリアクションホイールを停止して、姿勢制御を一旦スピン安定モードに移行させました。
            

スピン安定に入っても発生電力を最大限に維持するため太陽を追尾し続ける必要があります。キセノン推進剤を温存するためガスジェットを用いずに、
            太陽輻射圧を用いたスピン軸制御のみで、太陽電池を常に太陽指向させる微妙な姿勢制御を実施します。

            この方法で2009年2月まで運用し、その後第2期軌道変換としてリアクションホイールとイオンエンジンを再起動し、2010年6月の地球帰還に向けて動力航行を再開する予定です。
            

今後も引き続き各搭載機器の状態に注意を払いつつ、最大限の努力をもって、「はやぶさ」運用に取り組んで参ります。

地球帰還までに必要な軌道変換量は、たったの400m/sです。

松浦さんの記事によると、リアクションホイールはすべてロットは同じであるということで、つまり3つのうち2つが壊れたということは、同じ作りの残り1つもいつ壊れるのかわからんので、ストレスの大きい動作である次の再起動に耐えられるかとても心配だということです。

リンク: 松浦晋也のL/D: はやぶさ2の現状とはやぶさ.

 これからしばらくの間、はやぶさは冬眠モードでの運用に入る。次の難関は、軌道の近日点に近づき、機器を起動する際に、ただひとつ残った姿勢制御用リアクションホイールが正常に起動するかどうかだ。

 はやぶさに搭載した3台のリアクションホイールは、製造上は同じロットである。うち2つが破損し、停止したということは、残る一つが動いていること事態が奇跡に近いということを意味する。

 長期間の停止をリアクションホイールが、乗り切ることができるか。それが次の関門となる。

確かにかなりシビアですぞこれは。リアクションホイールはあまり当てにしないほうがいいような気がします。ていうか、そんなの運用やってる方々はとっくに考えてるでしょうが。

最悪、リアクションホイールなくても帰還できるんでしょうか。
そこんとこどうなんでしょう。。。