NASA のシャトル後継機は、次世代ロケット「SLS」

宇宙/天文

shuttle photo

シャトルの次世代機はロケットです。その名も「SLS (Space Launch System)」。

NASAの次世代打ち上げシステム「SLS」とは:

NASA のサイトに、(NASA が作ったにしては異様にクオリティが低い)プロモーション映像がありますよ。

新しいロケットは「SLS」(Space Launch System=宇宙打ち上げシステム)といい、オライオン多目的有人輸送船のほか、重要な物資や科学衛星を打ち上げる目的で設計されている。また、国際宇宙ステーション(ISS)へのアクセスのバックアップも担う。最初の試験打ち上げ目標は2017年だ。

ISS って 2015 年までは確かに使うけど、その後の計画ってどうでしたっけ。延長は決まったんでしょうか。ネットを探したけど、見つけきれませんでした。このロケットの試験打ち上げは 2017 年って、かなり悠長な気がします。アメリカは ISS から手を引きたいのだという話は本当なのかなと、こういうところからも納得できます。

しかし、記事中に多く出る言葉は「コストコストコスト」ですね。世知辛いのう。

「SLSはスペースシャトルや「コンステレーション計画」の技術的成果を取り入れることで、開発費や運用費を抑える。」

「初期の試験段階では固体ロケットブースターを使用するが、その後はコストや性能を考慮しながら様々なブースターを試す。 」

「性能をアップグレードしていけるような仕様とすることで、価格が上昇する前の初期段階で予算を投入し、コスト効率の良い開発投資を狙う。」

やっとスペースシャトルを引退させてお荷物の一つがなくなったわけで、これからのアメリカの宇宙開発が加速してくれることを期待します。

本気で火星目指して欲しい。

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