ウワサの『VAIO Phone』がお披露目されました。全然VAIOなところが見られず、肩すかしもいいところです。
日本通信とVAIO、5型スマホ「VAIO Phone」を3月13日に発売――端末価格は5万1000円で音声SIMは月2980円から – ITmedia PC USER.
まず、勝手に私が想像していたのが、本体色は紫が標準だろうということです。普通に黒でした。
もう一つ期待してたのは、「日本初の Windows Phone!」でした。これも普通に Android です。
スペックにしても、高機能を詰め込んだ VAIO Z の様な、技術者の熱意が感じられるものではありません。画面が HD ですらないのは、逆になにかこだわりを感じますが、深読みしすぎでしょうか。
機種名 VAIO Phone(VA-10J) OS Android 5.0 プロセッサ 1.2GHzクアッドコア メインメモリ 2Gバイト ストレージ 16Gバイト 外部メモリ microSD(最大64Gバイト) ディスプレイ 約5型TFT IPS液晶 解像度 720×1280ピクセル バッテリー容量 2500mAh 連続通話時間 最大約800分 連続待受時間 最大約500時間 メインカメラ 有効画素数約1300万画素/CMOS インカメラ 有効画素数約500万画素/CMOS サイズ 約71(幅)×7.9(奥行き)×141.5(高さ)ミリ 重量 約130グラム(バッテリー含む) カラー ブラック 販売開始日 3月13日
VAIO のサイトは技術オリエンテッドな気合いの入った文言が、そこかしこに散りばめられて、モノを買うのではなくて職人の技とかストーリーを買う的な機械式腕時計でも売ってるのかみたいな気持ちの高ぶりを感じますが、それとこの Windows Phone の落差が激しくて、このやる気のなさというか遠慮したスペックは、もしかして Xperia に気を遣っているのかなと勘ぐったりしてしまいます。
でも、VAIO ブランドに傷を付けるようなことをしてまで、あえてスマホに参入するかなとも思うわけで、どっちにしろ、この VAIO Phone は VAIO株式会社のためにはマイナスにしかならない製品だよなあという結論です私の中で。
なにより、プレスリリースのPDFのタイトルが「Microsoft Word – 戻し 20150312_pressrelease V_Jnf_Vaio」である時点で、やっぱりやる気ないのかなと。
パナソニック台湾で出してるスマホとそっくりだという話もでたりして、コレが本当ならラベル代が2万円することになって、本当にやる気なくてやっぱり VAIO もブランドに胡座をかいちゃったのかな、そこはソニーのDNA受け継がなくてもいいのにと残念に思いました。
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